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アーティスト紹介 日比野猛(店舗番号:35)| 第2回KUGURU展(継続)

更新日:2022年3月10日



[コンセプト]

去年、真冬の夜に真間に訪れました。弘法寺の境内で、暗闇の中に浮かび

あがる伏姫桜を見た時、その妖しいまでの美しさに目を奪われました。

その時、この樹齢約400年の伏姫桜をモチーフにして絵画制作をしてみたいという思いに駆られました。

ただ、暖簾とするにはこの暗闇の中の妖しさは相応しくないと思い、

原画をネガ反転(※)して明るいイメージにしたものを暖簾にしています。

私自身は満開時の伏姫桜をまだ見たことがありませんが、深夜をイメージした深緑の原画作品をネガ反転すると、満開の伏姫桜が見えます。   

※ネガ反転とは、黒を白に、緑を赤に、そして深緑を桜色に反転させます。

例として昔のカメラで使われていたネガフィルムなど。


[作品をご覧いただける店舗]

35【木巧舎】

千葉県市川市市川1-17-10


 


[アーティスト名]日比野猛

[プロフィール]

1976年 東京生まれ

1999年 明星大学生活芸術学科洋画卒業

2019年 エドロックアートコンペ出品、市川市

2020年 真冬のシンフォニー、中和ギャラリー、2月

    未来抽象芸術展Vol.15、スペース・ゼロ、7月

    桐生市有鄰館ビエンナーレ出品、10月

私の制作は、水に溶いた大量の顔料を流し込むことから始まります。

顔料同士が流動し混ざりながら形成されるマチエール(絵肌)から着想を経て、それを作品にしています。



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